午年開帳について
當山では、本尊山門の鎮守としてお祀りしている「豊川吒枳尼眞天様」の御開帳は、古来年の午即ち十二年毎に厳修していました。午年に当たるこの年、尊天様に新法堂完成の御報告をすると共に、古来の伝統行事に準え、寺門の興隆、檀信徒皆々様の福寿無量を祈念して御開帳をお勤めいたします。
令和8年(2026年)午年 11月1日(日)~11月23日(月)
※秋季大祭 11月21日(土)・22(日)
豊川稲荷は正式名を「妙厳寺」と称し、山号を圓福山とする1441年に開山された曹洞宗の寺院です。本殿にて祀られているのは鎮守・豐川吒枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)で、稲穂を荷い、白い狐に跨っていることから、 いつしか「豊川稲荷」「お稲荷さん」が通称として広まり現在に至ります。
豊川稲荷象徴の一つである現在の本殿は、昭和5年(1930年)に創建され、当時多くの職人が現在の豊川の地に移り住むなど、本殿建設に伴い関係人口が増加し、地域経済の発展に大きく貢献しました。
そののち昭和29年(1954年)午年、戦後復興期から高度経済成長期への移行期であった日本で、豊川稲荷において秘仏である鎮守・豊川吒枳尼真天の 「御開帳」が行われました。当時、貴重な機会に、多くの参拝者が集まり復興と未来への祈りを捧げました。戦後の混乱から立ち直ろうとする日本にとって希望と平和と繁栄を願う象徴的な出来事となりました。
時を経て、コロナの混乱から新たな時代へと向かう、午年(うまどし)にあたる、
令和8年(2026年)豊川稲荷で72年ぶりに秘仏である鎮守・豊川吒枳尼真天の「御開帳」が開催されます。
御開帳では秘仏・豊川吒枳尼真天(とよかわだきにしんてん)が開帳され御身代わりである御前立仏像と糸で繋がり、
さらに本殿前に立てられる御縁柱と御前立仏像が善の綱で一つに繋がります。
御縁柱を触れることは豊川吒枳尼真天に触れるのと同じ御利益があるとされ、訪れる参拝者とご縁が生まれます
※御縁柱(ごえんばしら)とは
豊川稲荷御開帳の際に本殿前に立てられる角塔婆です。
※善の綱とは
結縁のため仏像の御手にかけ参拝者など引かせる五色の綱です。
※イメージです
普段は非公開の仏像やご神体を特定の期間に限って公開する仏教や神道の伝統的な行事です。秘仏や本尊を目にすることで、大きなご利益を得られるとされ、多くの参拝者が訪れます。この行事は信仰を深める機会として、全国各地で開催されています。
御開帳の期間中には、法要や祈祷が執り行われるほか、特別な御朱印やお守りが授与され、参拝者にとって貴重な記念となります。仏や神と直接向き合い、日常の感謝や願いを伝える場でもあり、心を新たにするきっかけを与えてくれます。地域の伝統文化を体感しつつ、心静かに祈りを捧げるひとときをお楽しみください。
歴史は平安時代に遡り、秘仏信仰のもとで、普段は非公開の仏像を特定の時期にのみ公開する行事として始まりました。
仏像を神聖なものとして扱い、その力に触れる特別な機会とすることで、人々はご利益を受けられると信じられていました。
江戸時代になると、庶民の間で寺社巡りや参拝が流行し、多くの寺院が信者を集めるためにご開帳を行うようになりました。こうして、ご開帳は信仰の対象を広く共有し、地域の文化的行事としても重要な位置を占めるようになりました。
當山では、本尊山門の鎮守としてお祀りしている「豊川吒枳尼眞天様」の御開帳は、古来年の午即ち十二年毎に厳修していました。午年に当たるこの年、尊天様に新法堂完成の御報告をすると共に、古来の伝統行事に準え、寺門の興隆、檀信徒皆々様の福寿無量を祈念して御開帳をお勤めいたします。
令和8年(2026年)午年 11月1日(日)~11月23日(月)
※秋季大祭 11月21日(土)・22(日)
豊川稲荷の名で親しまれ豊川吒枳尼眞天様をお祀りしている現在の御本殿は、昭和五年に竣成されました。令和十二年に百周年を迎えるにあたり、當山では、慶讃法要といたしまして、お檀家・ご信者の皆様に、本尊千手観世音菩薩様、鎮守豊川吒枳尼眞天様をはじめ、當山でお祀りしている諸佛菩薩諸天善神様より益々のご加護を頂きますよう特別に御開帳大法要をお勤めいたします。
令和12年(2030年) 8月22日(木)~11月25日(月)
※秋季大祭 11月16日(土)・17(日)
昭和5年、豊川稲荷では大本殿の完成を記念して、御本尊「吒枳尼眞天」の御開帳が行われました。この御開帳では、旧奥の院拝殿を現在の位置に移し、信仰の中心として再整備する大規模な儀式が実施されました。
当時、多くの参拝者が訪れ、豊川稲荷の重要な節目として人々の記憶に刻まれました。この行事は、現在でも語り継がれる特別な出来事です。
豊川稲荷御開帳推進室
〒442-8538 愛知県豊川市豊川町1番地
午前10:00〜午後5:00